みなさまお元気でしょうか。

3月は、本当に色々忙しないですよね💦もう2024年も1/4が終わるのか、、と信じられない気持ちになっています😅

この1週間色々ありました!

昨日は、ヤマハ本社にて研究員をなさっている田中さんに、

評価グリッド法を用いた人の感性についてのワークショップを行なっていただき、それがとても面白かったので。

ここ1週間のことをザッと書きつつ、そちらを忘れないうちに記録しておこうと思い立ちました。

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ちょうど1週間前の日曜日は、XBasics1年の総まとめ編、でした⁉️😂

過去最高出演者数、親御さんの聴講も多く、あんなに買い足した椅子も足りなくなる事態に😂(追加でまた購入しました…XBasicsには間に合わなかったのですが、結果的に昨日のワークショップで必要になったので本当に買っておいてよかった😂)

プログラム貼っておきます✨

小学2年生から中学3年生までの総勢17名、全部で2時間の、聞き応え満点のコンサートのようでした♫

(↓途中で帰っちゃった子たちも何人か居ましたが、残ってた生徒さんたちと💕)

夏に、とあるコンクールを見に行き、

基礎力が全てじゃ〜💦本番でこんなに露呈するものとは、、💦

と、かなり焦って始めたXBasicsも、かれこれもう7回目ということで…。

未完成の曲を、人前で弾くというのはなるべく避けたいこと、嫌なこと、、だともちろん思います。

が、例えば大人のコンクールを受ける歳になったら、一曲だけに何ヶ月もかけてピカピカにするなんてまず無理で💦

ある程度期間が決まっていて、それまでに絶対に新曲を2曲は仕上げないといけないこのXBasicsは、すごく力になっているなぁと感じています。

コンクールの曲もありながら、XBasicsもありで、なんとなーく漫然と基礎をやるのではなく、この日までにこの基礎曲2曲を絶対に仕上げて人前で弾かないといけない、、

というのは負担が大きいことだろうなと思っていますが、

小中学生のうちのキャパシティの広げようは無限だなと最近特に思えてなりません。

今のうちに広げておけられれば、高校生大学生になって曲が一気に増えても手が回ると思います。がんばれー📣

みんな良い方向に進んでいる、、という実感を持てているので、4月からももちろんやっていきます😎✨

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月曜日は午前午後合わせて9時間レッスン。

火曜日は、10時から15時までレッスンしてそのあとWAKAGE NO ITARIの定期演奏会の練習へ、千駄ヶ谷に🚃

今回も、定期演奏会の伴奏ピアニストとしてお声がけいただきご一緒します🌸4/27です。遠いですが…よろしければ是非✨

新曲が良い曲すぎて😭😭😭弾いていて本当に泣けます……🥺

水曜日は、とある場所の開業記念コンサートでした🌸

先日リサイタルでもご一緒させていただいた金持亜実先輩と…🥰💕💕

春らしい曲てんこ盛り🌸で、皆様にもとっても喜んでいただけて嬉しかったです🥰

それにしてもどこを取っても綺麗な場所だった…✨✨憧れます。。

木曜日は、クラコンの入賞者コンサートで、生徒のYちゃんがオーケストラとコンチェルトをやるということで🌟🌟聴きに行ってきました。

Yちゃん、ショパンのコンチェルトを綺麗に弾けていて素晴らしかった💕💕

他にも、中学2年生の男の子でビックリするほど上手な方が居て、その演奏を聴けただけで帰り道はホクホク嬉しく、、

日本には、小中高生で信じられないほど上手な子達がたっっくさん居るなぁ、と。

小学生の時に名前を聞かない子でも、中学生になっていきなり頭角を現してきたり…

いまも、ひたむきにピアノと向き合っているけどなかなか結果が出ない、とか、コンクールに出るのを控えていて無名なだけ、という、これから花開くのを待っている子たちが沢山いるんだろうな、と🌸

日本の未来は明るいなぁ〜と嬉しい気持ちになって、大興奮で母と話しながら帰りました笑。

金曜日は、14〜22時までレッスン…😂😅

20:30〜30分休憩あったものの、、飲まず食わずの連続8時間は、やっぱり大変だなーちょっと4月からやめようかな、、今度こそスケジュール上手に組もう、、と、いつも、思う…😇

そして昨日、土曜日。

昨日は、先述の田中さんにいらしていただき、ワークショップ自体は18時からだったのですが、その前に録音のことを教えていただいておりました…‼️

そう、田中さんは、藝大の音楽環境創造科で、妹と同期で…専攻が音響だったということで🌟

かねてより、自分のYouTubeは夫が完全独学で録画と録音を担当してくれていて、でもいかんせん独学すぎて、良い時と悪い時の差が激しいのと、その理由がわからないのと、良いものの再現度が低かった

この曲の時の音良いよね、となっても、それをどう再現したら良いのかわからない。

たまたま良いものが撮れる時と、電子音ぽくなってしまう…💦の繰り返しで悩んでおり、田中さんに教えていただく運びとなったのでした。

やっぱり、録画録音に関することって、きっと秘伝のタレが多すぎて、情報として流通していないものがほとんどだと思うのです。

そんな中、田中さんは本当に一から百まで…何でも教えてくださり😭😭✨✨(と言っても、数字や英語が多すぎて私には本当にサッパリ、何が何だかわかりませんでしたが、、爆‼️)

本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました✨

今後撮るものは、もしかしたら音が良くなってるかも⁉️なので、お楽しみに…🥰💕

それにしても音響は数学できないと無理そうですね…大変な世界。

その後のワークショップは、評価グリッド法の体験でした。

↑準備中…。今までにないセッティングにしてみました。リビングからプロジェクターを持ってきて壁に投影できたので、この形で今後発表なんかもできそうだな、と、このレッスン室のポテンシャルに気付けました🥺

みんなで講義を聞いている様子

その後、実践!!

みんな、飲み込みが早すぎて、小中高生相手にこのようなワークショップをやるのは初めてだったという田中先生も驚いていました😉

薄々気付いていたが、私の生徒さんたちは本当に飲み込みが早いと思う、、、すごいです。

最後のまとめのお話。

この後、質問コーナーを設けたら、みんな出てくる出てくる、、、😂😂😂

まったく途切れずで、終わったのは21時過ぎでした。

田中先生は、何を聞いても絶対に笑ったり否定したりせず真剣に考えてくださって、それが生徒たちにも伝わっていたな、と強く思います。

大人が真剣に向き合ったら、子供も真剣になるんだなーと間近で見ていて勉強になりました。

本当にありがとうございました!!!✨✨

また、第二弾のお話も出ていたので皆様乞うご期待です😎

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評価グリッド法とは、、

定義とか難しい説明はGoogleに任せて😂

私が思ったのは、ピアノを弾く上で

感覚的なものを細かく言語化してそれを保存していつでも取り出せたらとても強いだろうな、ということ。

評価グリッド法は「主観を保存する方法」「感覚を保存する方法」なのではないかな、ということでした。

主観や感覚というものは、一番言語化しづらいもので、一番ブレやすい。でもそこを日頃から言語化して細分化していたらブレないで生活できるのだろうか。と…

というのも、最近すっごく思うのが、

録音したものを聴いて、それに従って直すと自分の音楽がブレる気がする、ということなのです。

もちろん、生徒たちには自分の演奏を録画して確かめてね、などと口酸っぱく言っていたりして、学習途中においては録画や録音というのは必要不可欠なことだと思っています。

私も、録画や録音にどれだけ救われたか…と思っていますが、

ただ最近、録音を聴いて直すと、

それが本当に演奏として変なところだけではなく、本当は

それが自分の良い個性の部分であり、自分のオリジナルなところだったのに、それまで変、と見做して削ってしまっているのではないか?

よりアベレージに近い、万人受けする演奏に近付けてしまっているのではないか?

ということにすごく悩んでいるのです。(最後に、田中先生にこれを質問したのですが、私の聞き方が色々下手だった😂😅)

思えば、素晴らしいピアニストで「自分の演奏なんて聴かないよっ、、過去の偉人たちの演奏はもちろん聞くけどね」という人はすごく多い。気がする。

それは、自分の音楽を突き詰めたかったら、ある程度自分の耳を信じ、その場で出している音を信じ、あえて自分の録音を聴かずに、自分の音楽を守ってあげることも大事ということだったのかも、、と目から鱗がボロボロ落ちてました(※勝手に)

自分の録音を聴いてしまうと、無意識のうちに他のピアニストの演奏と比べたり、それで直そうとしてしまったり。それだと自分のオリジナルがなくなってしまうな、と。

まず自分の演奏について評価グリッド法をしてみよう。

その上で、今後録画するときは、一回自分の演奏を聞き返して修正してから弾く、というのをやめてみようかな、、

と思ったりと、私にとっても本当に収穫の多いワークショップとなりました🌸

レッスンでもやってみよう。

ワークショップが終わってから、田中先生と夫と妹夫婦と話していたのですが、そこで一番この技術が必要なのは企業かもね、という話にもなっていました😂

当然相手にこのように伝わっているだろう、と思って話し、それが全く見当違いなほど離れていて、修正するのに物凄い手間が発生する…という事案は数えきれないほどあるそうで…。

それと、夫はこの評価グリッド法を大学生の時から使い続けていて、これみんな日常的にやってるんだと思ってた!!やってないんだね、と驚いていました😂

なので、もしかしたら大人だと日常的に使っている人は多いかもしれない評価グリッド法ですが、これを小中高生で習得できたらどれだけ人生の支えになるだろう。。と、半ば羨ましい気持ちでみんなを眺めていました笑

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というわけで、色々あった1週間でした、そして今後も色々ある1週間が続きます…

一番大切なのは5月12日のリサイタルなので、時間を大切に使っていかなければ。

とんでもない長文になってしまいました。

読んでくださりありがとうございました!!😂

(追記です)

いま、このブログをアップして夫に読んでもらったら、

「ただ、何も勉強をせずに自分のピアノを評価グリッドにかけることはできないということはもちろん覚えておかないといけない。評価グリッドは、知識の量によって変わるソルフェージュや楽典の知識なしに、自分の演奏を評価することは不可能。評価グリッドの前に、必ずソルフェージュが来る。その順番は忘れちゃいけない。」

と言われ(爆)、でも本当にその通りだなと思ったので…追記でした!

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