今日はかながわ音楽コンクールの本選を県立音楽堂まで聴きに行っていました🎶
中学生部門に2人生徒さんが出ていました✨
2人は演奏も性格も全く違うキャラクターの持ち主で、それぞれ良いところが沢山あり、持ち味も全く違うので、選曲も真逆😂
(かたやラカンパネラ、かたやシューベルトのソナタ)
(「両手に花〰💐」感覚のつもりが、完全に
「おばさんに捉えられた2人の子鹿たち」なのだが…)
そんなふたりに共通しているのは、”素直”で”笑顔”なところ!🥺🥺💕💕
直前のホールリハーサルやなんかで、母と私で色々なことを沢山一度に言ったとしても、
2人はそれを一生懸命考えて、”どれか”ではなく”どれも”取ろうとする。そして笑顔!笑顔おおおお🥺💕(母も、二人ともほんっとうに可愛いねえええとご機嫌で帰っていました笑 大人に好かれるって得してる😎)
物凄い伸び方をする若者は、どんな分野でも本質的なところが”素直”なんだよなーと最近思います。
この2人は、私が大学院卒業してレッスンを始めて、割と初期の頃に母の所から移ってきた生徒さんたち(3…?…4年前?!)で、
あー。。この子オクターブ届かなかったのにな。。とか、
この子私が繋げられない左手繋げられるんだな、もう私より手が大きいんだな。。とか、
色々考えてしまうと本番は感無量でとにかく胸が震えていました。
かなコンの本選✨という舞台は、自分にとってもすごく思い出深い場所で。毎年の恒例だったし、毎年の楽しみかつ刺激だった。
そういう所で生徒たちの勇姿を見られるというのは格別ですね。
川添門下が素晴らしいなーと思ったのは、本選に残れなかった子たちも沢山聴きに来ていたこと!!(中には、中学受験で忙しくてコンクールをそもそも受けていなかった子も!)
こうやって勉強して行く姿勢が何より大切ですね。
今回、初めて
予選1会場、二次予選1会場、本選、
と全てを通してかなコンを聴くことができて大変勉強になりました。
二次予選では、
「スケールの大きさ」だったり「勢い」だったりが重要で、それがあると目立った存在になれるな、
と感じましたが、
本選では真逆の印象を受けました。
「細かい変化を大切に扱い、表情豊かに、面白く創り上げる!」
これが大切で、しかもこれが出来ていた人が少なかった。(=出来ていると目立っていた)
ちょっと無難な人が多かったなぁ、という印象でした
(いや、めっちゃわかるよ?!?!無難になっちゃうよね、守りに入りたくなるよね、県立音楽堂のあの雰囲気、あの広すぎる舞台、何もかも緊張するよね。何を偉そうに言ってるんだと我ながら思うが……)
場所によって、だったり、選曲によって…だったり、弾き分けないといけないってことですね。大変だな。
でも今回、予選〜本選まで聴けて本当に良かった!!なんだかすごく、分かった気がする!
また来年も、みんな頑張りましょう💕💕💕
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中学生では、ラカンパネラを弾いたNちゃんが2位に入賞しました👏
本番は、何回も鳥肌が立つほど圧巻で、堂々と軽々カンパネラのクライマックスまで弾ききりました!!!
これが新中2とは恐ろしい。
彼女は大きくなったら曲的にハマってくるだろうな〜と小学生の頃からずっと思っていたので本当に嬉しいです。
更に去年、作曲の先生を紹介して、作曲の勉強もしています✨(とんでもない曲を色々書いています✨💦)
今回、彼女の良い部分が存分に発揮できる選曲で良かった✨ラカンパネラ、ハマってたな〰ちなみに選曲したのは私です、鬼教師です👹お父様からはギャンブラー最高ですとのお言葉いただきました、ありがとうございます!🤣笑!
自由曲の時は、選曲も大事ですね。
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もう一人のSちゃんも、シューベルトのソナタをレッスンの時にいつも大好きそう〰に伸び伸び弾いてくれていて、曲の魅力を音楽で伝えてくれていました💕
今日は少し固くなってしまったかな〰、レッスンの時のように弾けたらな〰、なんて思いましたが、お母様からのLINEに感激して、これは音楽をやっている人はみんな読むべきである。と思ったのでお母様に許可を取り、この拙いブログに載せさせていただきます(文章力の差がつらい!)
📩お母様からのLINE📩
母です。
今日は聴いて頂いてありがとうございました‼️
本選の舞台に立てるとは正直想定外⁉️だったので、本当に嬉しい日でした。
小学生時代に中学生の部を聴いた時は、ズバリ中学生の部で本選はないな〰️😅と思っていました‼️
ここまで導いて下さった文先生、本当に感謝しかありません❗ありがとうございます♥️
(中略)
今日、審査員長の先生がとっても分かりやすく演奏のポイントをおっしゃってくれました。1つは「自分が気持ちよく弾けたかどうか」もう1つは「聴いてくれた人が幸せな気分になれたか」。確かに〰️😅緊張の舞台で気持ちよく弾く、これができるのが目標だなぁと思いました‼️
私は剣道をしていたので、対戦相手との駆け引きありの一発勝負、自分が負けたらチームが負ける…的なプレッシャーの経験位しかないので、ピアノの舞台での緊張とは種類が違うと思いますが、最後の最後で腹をくくれるか、自分を自分が信じられるかだと思います。
やってきたことは裏切らないので、これだけやったと本心から思えることが心の支えになると思います。
バリバリのアスリート精神ですが〰️😅
きっと文先生のおっしゃってる負荷をかける練習と同じ主旨かと思います。
昨日は1日中シューベルトを弾いてました‼️すごい集中力だなぁと感心し、ピアノ好きなんだなぁと思いました。時々、真面目過ぎるのかも⁉️とも思います。まあ、そこが○○のいいところではあるのですが。いい加減さ❓みたいな、発想の転換みたいな、遊びの部分というか気楽さも持てると気分転換できていいのにな〰️😅なんて思ってみたり…あ、これは私のキャラです。
オンとオフの切り替えを上手くやって、真剣に取り組むけど深刻にはならないようにコントロール出来たらいいですよね😁
お疲れのところ長文申し訳ありません❗
悔しい思いは次の大きな一歩のエネルギー💕
また頑張ってくれると思います🎵
今後とも暖かいご指導よろしくお願いいたします。
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お分かりいただけたでしょうか…?
金言が散りばめられていますね✨✨
最後の最後で腹をくくれるか
自分を自分が信じられるか
やってきたことは裏切らないからこれだけやったと本心から思えることが心の支えになる
私も本番前に思い出したい言葉だ、これは😂
つくづく…音楽って、出してしまった1音はもう取り返しがつかず。どんなに練習で上手く行っていても、どんなに練習を沢山しても、本番で失敗してしまうことってやっぱりあります。
でも、それは絶対メンタルに起因していて、最後の最後で腹をくくる、自分を徹底的に心の底から信じる!!!これが何より重要で、何より本番で輝けるようになる方法なのではないかな、と思った次第でございます。
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本当にみんながんばった!本当に!みんな!それは、予選を受けた子たちもみんな!みんなが本当に頑張った!
沢山のエネルギーをありがとう❤
私も頑張ろう!!